新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。9月には沈静化し開催できる前提で計画しておりますが、今回は住まい手様が暮らしている家を見ることもあり、感染状況によって内容を変更したり、延期する場合があります。
【日程】
2022年9月7日(水)〜9月8日(木)コロナウイルス感染症流行のため延期します。
【見学先】
「王禅寺東の家」(設計・趙海光/施工・中山建設)
「眺望のある家」(設計施工・中山建設/設計協力・岡村未来子)
「杜Cafe&Bakery」(設計施工・中山建設/設計協力・古川達也)
【集合・解散】
7日 12:45 JR新横浜駅集合
8日 16:00 JR新横浜駅解散
【参加費】
35,000円/人(税別) バス・7日懇親会・宿泊・8日朝食・昼食・資料代等含
【宿泊】
横浜平和プラザホテル (関内〜みなとみらい新港地区を結ぶ「馬車道」エリア内)
中山建設の仕事
中山建設は、横浜を拠点に新築、リノベーション、マンションリフォームなどを手掛ける大工集団です。
中山周平社長も大工の出身で、その大工技術の継承などの人づくりに力を注いでいます。
建築家・趙海光さんの設計による「王禅寺東の家」の施工も担当されました。趙さん、中山さんとともにお施主さんを訪ねましたが、設計・施工ともに高いレベルに満足され、とても豊かに暮らしていらっしゃいます。
今回は、この住宅と、「眺望のある家」の、二軒の住宅を見学します。
もう一軒の「杜Cafe&Bakery」は、人気のオーガニックカフェという顔を持ちながら、中山建設の拠点でもあり、家具工房にもなっています。
都市部でも豊かに暮らす住まい手の実例と、カフェというスタイルを、建築以外のもう一つの事業としてしっかり取り組みながら、人の居場所をつくっているのが見どころです。
A²プロジェクト 設計道場出張版
見学のあとは、A²プロジェクト 設計道場の出張版を開催します。
通常のA²プロジェクトの設計道場は、プロジェクト参加社を対象としたオンライン勉強会です。この8月で17回目を数え、18回目は、はじめてのリアル開催として、この勉強会で見学したカフェ周辺を課題に、設計道場を行います。
『箱から場へ』を標榜して行ってきたこの設計道場では、まず課題地に建物の配置計画を行います。その場所にある、何を活かして、何を新しく作るのか。敷地内だけでなく、敷地の外までどう配慮できるのか。何を共有して、何を個別に持つのか。田瀬理夫さんの視点を取り入れて、配置を学びます。
配置した建物は、秋山東一さんのメソッドでプランニングします。秋山さんは、設計施工する工務店は「発明」ばかりしていてはいけない、「パターン」をうまく活かしてほしい、と言っています。それは決して設計しない、ということではありません。パターンで考えることによって、結果的に設計がうまくなるのです。
そんな欲張りなカリキュラムの二日間。講師のみなさんも参加される懇親会も開催します。
建物を見て、皆と語らう。この当たり前のことに感謝して、みなさんのご参加をお待ちしています。
見学
ナビゲーター
王禅寺東の家
(設計・趙海光/施工・中山建設)
神奈川県川崎市の住宅街の中にありながら、住まい手が少しずつつくってきた緑豊かな庭と、その庭に大きく開いた「ほぼ平屋」の住まいです。
びおソーラーが採用され、冬はもちろん、この夏の夜もほとんどエアコンなしで過ごされているそうです。住まい手の実感も聞いてみてください。
眺望のある家
(設計施工・中山建設/設計協力・岡村未来子)
東京都町田市の、高低差のある土地に建っています。大型パネルを採用し、大工にも新たな刺激があったといいます。HEAT20G3と外皮性能も抜かりなく、一方でその名の通り、建物からの眺望が楽しめる家です。
杜Cafe&Bakery
(設計施工・中山建設/設計協力・古川達也)
1階は家具工房、2階はカフェと中山建設の事務所が入った拠点です。
単なるモデルハウスとは違う、活きた使い方を体感してください。
カフェは普段は夜の営業はしていませんが、特別に懇親会をお願いしました。
設計道場
師匠
杜Cafe&Bakeryにて
カフェを会場に、配置と平面プランを作成、発表と講評を行います。
土地をどう読むか、パターンメソッドをどう活かすか。
同じ課題に対して、師匠の二人は、そして他の参加者はどう考えたのかを理解し、身につけることが醍醐味です。
今回は、A²の設計道場初体験でも参加できる特別プログラムです。
お申し込み
延期日程決定後にあらためて申し込みを受け付けます。