「家」をつくることから、「まち」をつくることへ
町の工務店ネットがプロデュースを務めた「里山住宅博in神戸2016」は、全国から注目を集め、多くの工務店が会場を訪れました。
全国の工務店が注目したのは、関西の工務店が集まって26棟のモデルハウスを連ねたところ、そしてその連なりを、単に住宅が集まっているだけでなく、共通のコードをもった「まち」として生み育んだことでした。
外構をコンクリートで固めない、アルミのカーポートやフェンスを設けない。隣家との境界は生け垣で緩やかに仕切る。在来の植物だけで植栽を行う。
こうしたことを共通で行うことで、個々の家の集まりではない、緑の「まち」をつくりました。
「里山住宅博」の所以となった広大な斜面は、住民の持分共有となり、四季の恵みをもたらします。
里山住宅博in神戸
http://kobe-sumai.jp/
里山住宅博のように規模の大きなものではなく、一社から数社で町づくりに取り組むために「里山のある町角」を提唱し、その開催・実践のご相談にも応じています。