主催/一般社団法人 町の工務店ネット 協賛/手の物語有限会社
日時:2021年11月10日(水) 9:30〜17:30
参加費:1,000円/人(税込)
zoomウェビナーにて開催
お申込み締め切り:11月9日(火) 21:00
2021/11/08 準備ニュース07を追加しました。
2021/11/04 準備ニュース06を追加しました。
2021/10/28 準備ニュース05を追加しました。
2021/10/25 準備ニュース04を追加しました。
2021/10/21 準備ニュース03を追加しました。
2021/10/15 準備ニュース02を追加しました。
2021/10/08 準備ニュース01を追加しました。
プログラム1/パネルディスカッション
9:30〜12:30
建築でやれる余地はまだ残されていると考える“粘っている知恵者”が集って、侃侃諤諤“実になる議論”を交わします。
工務店の皆様へのメッセージ
今の工務店は、
設計事務所の皆様へのメッセージ
今、「東京的」なるのものが「地方」に押し寄せています。広い道路、ショッピングモール、夜中まで煌々と照らすコンビニ、狭い敷地にいっぱいいっぱいの住宅。ほんらい「地方」が持っていた、のんびり・ひろびろ・土の地べた・田んぼ・あふれる緑・ぎすぎすしない人間関係などのよさ、あえて言えば自らのアイデンティティを「地方」は失いつつあります。今、大都会はヒートアイランド化とコロナ禍で言われる「密の巣」のような状態に置かれています。「地方」だから、建築でやれることをやって、「東京」が真似したくなるような、そんなパラドックスを起こそうじゃないか。
素敵なシンポジウムですね! 地方の時代、本当にそう思います(ので私も移住しました)。 素敵な場になりますように!
建築家。泉幸甫建築研究所代表。日本大学客員教授。
ぼくが目白でやった「Apartment鶉(じゅん)」のような事例は、これから地方でこそ可能性がある。このような仕事をやりませんか。きっと楽しいはず!
建築家。堀部安嗣建築設計事務所代表。京都芸術大学教授。建築は”市場”という大きな機械の歯車の一部となり身動きがとれなくなっています。地方には”自然”に向き合い、拓ける可能性が残されています。
建築環境学者。東京都市大学名誉教授。LEXS研究会代表。「省エネ」「快適」とは何か? 生物学・熱力学を踏まえた建築環境学は、自然に内在する恒常性維持のメカニズムを明らかにしてきました。基本に帰れと思います。
ランドスケープ・デザイナー。プランタゴ代表。アクロス福岡、ゆりが丘ヴィレッジなど、ひとの居場所をつくるデザインには、日常性と社会性と地域性の3つが揃っていないとダメだと思う。信条は「地方は与論の本なり」です。
高田造園設計事務所代表。地球守代表理事。造園・土木の伝統智に眠る水と空気の健全な循環は、いまこそ必要な視点です。誰もが参加できて、希望を持てる環境改善と再生の現場をご一緒しましょう。
リビングワールド代表。プランニング・ディレクター。『ひとの居場所をつくる』著者。田瀬さんと山あいの町で、集合住宅を開発しました。都市にも地方にも、それぞれの不自由と自由があるな、と思います。
プログラム2/講座
13:15〜17:30
脱炭素社会に向けた省エネ対策の「あり方検討会」による適合義務化に関し、中長期目標として太陽光抜き「ZEH」で行くことになりました。不十分な案だとする一方、光発電の義務化が避けられたのを歓迎する声もあります。真に求めたいのは、建築によって何をどこまでやれるかであり、今の熱貫流率で計算するやり方に固執するのでなく、ホドのいい室内気候を実現するため、周壁からの放射熱にこだわる技術。建築家・奥村昭雄によって考案され、50年近い建築実践の中で鍛えられたパッシブシステムが、ここに一つの結実を見ました。注目の「びおソーラー」を取り上げ、技術の詳細を解き明かします。
建築家・フォルクスハウスの生みの親。「秋山設計道場」を開き、設計者の育成に尽くす。
奔走家・町の工務ネット代表。パッシブソーラーと「近くの山の木で家をつくる運動」を進める。
町の工務店ネットの運営に長く携わり、イノベーションを生み出す工務店のお産婆さんを自認する。
びおソーラーのシステム・コンセプト
- いたずらに流行を追わない。“普遍不易”をベースとする。
- ブラックボックスのない技術と利用システム。
- 余分なものは削ぎ、用いる部品は必要十分でいい。
- メンテナンス部品は“商流品”を用い、自分で直せること。
- 新築だけでなく、既存住宅にも使えるシステムへ。
- 自由に、オープンに、だれでも利用できるシステムへ。
- 経済性が高く、手頃な価格でやれるシステムであること。
参加費:1,000円/人(税込)
zoomウェビナーにて開催
(お申込みは締め切りました)