到達者がいるなら真似てショートカットもあり?

地域の一隅を照らす工務店を
応援したい佐塚です。

今日で大型連休も終わり。

休みを振り返ろうかと
考えてみると
仕事、メシ、酒、読書…

いつもと全然変わらない。

そのいつもの中で
ちょっと思っていたことを。

気分転換も兼ねて
サイゼリヤでワインを飲みながら
作業をすることがあります。

この連休中もサイゼリヤで
ワインを飲みながら
本を読んだりアイデアを練ったり。

サイゼリヤはコロナ禍では
営業利益こそ赤字でしたが
経常利益はコロナ禍前より上回っています。

(とはいえこれは時短営業の補助金の
効果が大きいんだけど…)

創業者の正垣泰彦さんは
大学では物理学を専攻しますが
アルバイトに明け暮れていたそうです。

在学中に譲り受けた洋食屋が
サイゼリヤの前身です。

今は食品の調達・加工・物流まで
一貫して自前で仕上げています。

だからあんな値段で
ワインが出せるわけね。

でも今回は、直接サイゼリヤの
中身の話ではありません。

『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』
という本があります。

ミシュランの星付きイタリアレストラン「ラッセ」の
オーナーシェフ、村山太一さんが
サイゼリヤでバイトをするというお話。

コロナ禍で厳しい状況にある飲食業で
生産性を高める仕組みを知るために
店の休みの日や休憩時間にサイゼでバイト。

一つ星のレストランのシェフなら
二つ星レストランで修行、と
考えてしまいがちだけど、サイゼ。

著者は自分の思考を
「サバンナ思考」と名付けています。

ポジティブにベストやベターを目指さず
最悪のことを回避していくネガティブ思考。

とにかくこのままだとヤバいから
雪山にいるような強烈な危機感を持てと。

危機感x気づきx即行動。

確かに、この三つが全部満たせている人は
結構仕事がうまくいっているように思う。

著者の場合はサイゼリヤの
生産性の高さを学ぶために
直接働くというショートカット。

巻末の、サイゼリヤ会長・社長との
対談も(飲食に限らず)経営者には
必見です。

kindle unlimitedにも
Audibleにも入っているので
ぜひどうぞ。

どんどん伸びてる工務店の創業者で
明らかに成功者に見える人が
回転寿司でバイトしてたなあ。

何らかのショートカット
だったんだろうな。

ただ何となく真似ても仕方ありませんが
強烈な危機感・気づきから行動して
真似るのは大いにありでしょう。

まとめ

サバンナ思考の反対は
思考停止。

すでに到達している
手本があれば真似して
ショートカットするのもあり。

別に飲食店でのバイトを
勧めてるわけじゃないけど
場合によってはありかもしれない。

(そんなことは、まず工務店の
経営者は考えないだろうけど)

以上!