今さらながらサッカー漫画から理論や言語化のヒントをもらう

地域の一隅を照らす工務店を応援したい佐塚です。

先日、とある工務店の経営者と
お話していて、言語化の
重要さの話題になりました。

発した言葉がちゃんと伝わる
お客様は話が早いし
共感した状態で来店するので
成約率も高い。

ビジュアルだけでやってくると
言葉を伝えても通じなかったり
思わぬ要望が出てきたりしてしまう。

どこの会社も多かれ少なかれ
そういうことはあるのではないでしょうか。
(それが言語化できているかはともかく)

そういう問題をまるっと解決
とはいきませんが
言語化の練習のための
参考書です。

紹介したいのは
二つのサッカー漫画です。

一つは『フットボールネーション』
「脚がきれいな選手求む!」
というアマチュアチームが
運動科学を駆使して
天皇杯を勝ち上がっていく
というものです。

「脚がきれい」ということは、
ハムストリング(もも裏)が使えている。
そうすると身体の軸がぶれず
頭が上下しない。

一方、そうでない多くの選手は
大腿四頭筋(もも前)を使っていて
狭い歩幅でセカセカと脚を動かし
頭を上下左右に大きく揺らしながら走る。

理論がきちんとありながら
それを説くのでなく実践していく
というところに面白さがあります。

もう一つは『アオアシ』
こっちは昨年テレビアニメも
やっておりました。

地方都市でフォワードとして
突き抜けていた少年が
Jリーグ下部組織のユースに
入り、そこでサイドバックに
転向させられて、というお話。

フォワードに必要な肉体的要素を
持たない主人公にそれを実体験で
経験させた上で明確に言葉で伝える。

本人は嫌がるけれど
なぜサイドバックが向くのか
サイドバックとはどういう役割なのか
そういったことも明確に伝える。

そして、チーム内での様々な軋轢も
俯瞰して考え、言語化するということが
訓練されていく。

漫画を読んですぐ俯瞰・言語化ができる
なんてことはもちろんないのですが
課題を発見し、それをチームのメンバーで
共有するということには
大いに参考になる作品です。

僕はあまりスポーツに関心がなく
さらにテレビも持っていないので
何年もワールドカップさえ
見ていませんでした。

昨年はABEMAで配信されていたので
何の気なしに見てみたら
本田圭佑さんの解説が
明快に言語化されていて
素晴らしかった。

そこからサッカーに関して
頭を使ってやる作品を探して
上の2作に出会ったというわけです。

本田さんの解説は明快な言語化
だけでなく「個人の感想」も
惜しみなく振りまいたものも
素晴らしかった理由でしょう。

工務店の情報発信にも
大いに参考になることですね。
きちんとした理論・言語と
メンバーの「個」の発信と共感。

…って、今、2023年4月だよ。
ワールドカップは昨年12月。

サッカーネタとしては
完全に時期を外している感が
否めませんけれど
個々のパフォーマンスを上げること
言語化してチームワークを上げること
なんかについて
お伝えしたかった次第です。

以上!