自分に嘘をついて成果を出す

地域の一隅を照らす工務店を応援したい佐塚です。

今日はエイプリルフールですね。
例年、Googleのエイプリルフールネタを結構楽しみにしています。
僕もせっかくだからと何かいい嘘をと考えたのですが、嘘がつけない性格なのでやめておきます(あ、嘘ついちゃった)。

4月1日以外にも、嘘ばっかりついている人がいます。
息をするように嘘をつくというか、嘘も方便だと思っているのか。でも大抵バレますよね。
自分で言った嘘を覚えていないこともあったりで、収拾がつかなくなってしまうことも。

建築業界にも、残念ながら嘘がはびこっています。
耐震偽装とか、建材の耐火性能偽装とか、杭工事のデータ改竄とか、アパートに界壁がなかったりとか。
ほとんどが人の命に関わることだけに、本当にダメな嘘です。4月1日でももちろんダメ。

こういう、社会的に報道されたものだけでなく、たくさん嘘の現場があります。

以前借りていた事務所で、サーモカメラで画像を撮ったら、すっぽりと、断熱材が抜けているだろう、という箇所がありました。
多分、材料が足りなくなってしまったのでしょう。

収めてしまえばわからないだろう、と思ってやったことだろうけど、バレたらどうする気だったのか。
ほんと、建築の嘘は取り返しがつかないものが多いから、絶対禁止です!

「自分に嘘をつく」という言葉がありますね。
通常は、やりたくないことを嫌々やるとか、信じたくないものを信じたりとか、そんな風に我慢をするときに使われる言葉です。

でもあえて、自分に嘘をついたらいい、というお話。むしろバンバン嘘ついたらいい。
なぜって?

例えば自信をなくしている時に、ああ俺ってダメだなあ、と沈み続けていても事態が好転することはまずありません。俺は本当はすごいんだぜ、と自分を騙して、いい気になって仕事をしてもらう(自分に)。

嘘、と書いちゃったけど、自己催眠、自己暗示の類かもしれません。ずば抜けた仕事をする人は、この自己催眠力が大抵強い。
俺はこれでやっていくしかないんだ、という嘘(自己催眠)。
というわけで、今日に限らず、大いに嘘つこうぜ、自分だけを対象に!