長野の総会見どころ2・「定番」の発表4組

佐塚です。

3月に長野で開かれる総会の見どころ紹介、その②です。

町の工務店ネットでは、「定番」を掲げて活動してきた、と言いたいところですが、そこでコロナ禍に突入、なかなか皆でその部分を深めることはできずにいました。
それでも、それぞれの「定番」の掘り下げは進んでいます。今回は、4組の取り組みを発表していただきます。

登壇するのは、
伊礼智さん(伊礼智設計室)
山田貴宏さん(ビオフォルム環境デザイン室)
趙海光さん(ぷらん・にじゅういち)
田瀬理夫さん(プランタご)&佐藤慶一さん(椿建築所)
の4組です。

伊礼さんは、かねてから提唱してきた標準化による「i-works」で「定番」に登場です。
町の工務店ネットの企画にご登壇いただくのは久しぶりです。改めて標準化ということについてしっかり受け止める機会にしたいですね。

山田さんは、自らも暮らす「里山長屋」など、人が集まる場所づくりを各地で実践しています。
別途登壇する田瀬理夫さんと共に、徳島県神山町の集合住宅に取り組まれたので、2020年総会のオプションツアーでそのお仕事は見ている人もいらっしゃいます。
ご本人に登壇いただくのは町工としてははじめてです。

趙さんは、町工の皆さんにはお馴染みですね。
ずっと現代町家で「群」を作りたい、と取り組み続けてきて、いくつかの町ができてきています。
現在、6棟の町づくりをちょうど手掛けている真っ最中で、そのお話を中心に伺います。

最後の、田瀬さんと佐藤さん、という組み合わせは、他の3名の建築家とは異色です。田瀬さんは町工のみなさんにはお馴染み、佐藤さんは、昨年から町工に加わってくれた新しい工務店メンバーです。昨年まで、20回にわたって続けてきたA2プロジェクトのオンライン勉強会で毎月顔を突き合わせてきたお二人ですが、タッグを組むのは初めてです。とある土地での集住計画について発表していただきます。

いずれも、ただ発表を聞いて、へぇーと思うだけでは身にならないので、一緒に取り組みたい、という人に門戸を開けるようにしますので、乞うご期待。まずは長野で!